【2021最新版】主流PC VRヘッドセット製品の比較と購入のおすすめ

【2021最新版】主流PC VRヘッドセット製品の比較と購入のおすすめ

私たちをとりまくVR市場の拡大により、次のVRヘッドセット製品を選ぶのはますます難しくなっています。これは、市場の成熟度を示すものであり、ポジティブな問題です。より多くのヘッドセット、より多くの選択肢、より多くの流通、そしてXRテクノロジーの採用が背景にあるでしょう。

ただし、日々ハードウェアやソフトウェアの改良を重ねて、常に互いを圧倒しようとしているさまざまなメーカーの中から我々は取捨選択しなければなりません。一方、最近ではバーチャルリアリティでできることが非常に多くなり、確かに一部のヘッドセット製品は他よりも優れている可能性があります。

そこで、Valve Index、HTC Vive Pro、HP Reverb G2という大手メーカーのPC用VRヘッドセットのフラッグシップモデル3機種を取り上げ、今年のベストチョイスはどのヘッドセットにすべきか、きっぱりと決着をつけてみたいと思います。

本編では、主に上記3種PC VRヘッドセット製品についての紹介とレビューになりますが、読者様は現在のVRヘッドセット市場について大まかなイメージを持って頂けるよう、最後に要約も記載させていただきます。2021年にVRを購入したい方にぜひ参考になればと思います。

究極のPC VRヘッドセットの対決はここから始まります!

目次:


  1. 概要:Valve Index vs HP Reverb G2 vs Vive Pro
  2. スペック比較
  3. ビジュアル比較
    • Valve Indexのディスプレイ
    • HTC Vive Proのディスプレイ
    • HP Reverb G2のディスプレイ
    • ビジュアルのまとめ
  4. 音質比較
    • Valve Indexオーディオ
    • HP Reverb G2オーディオ
    • HTC Vive Proオーディオ
    • 音質比較のまとめ
  5. デザインと快適さの比較
    • Valve Indexのデザインと快適さ
    • HP Reverb G2のデザインと快適さ
    • HTC Vive Proのデザインと快適さ
  6. デザインと快適さのまとめ
    • コントローラーとトラッキングの比較
    • Valve Indexコントローラーとトラッキング
    • HP Reverb G2コントローラーとトラッキング
    • HTC Vive Proコントローラーとトラッキング
    • コントローラーとトラッキングのまとめ
  7. それぞれのヘッドセットのユニークなセールスポイント
  8. 価格と価値:いくら掛かりますか?
  9. 2021年に購入するおすすめのVRヘッドセットは?

概要:Valve Index vs HP Reverb G2 vs Vive Pro

出典:Valvesoftware

Valve Indexヘッドセットは、Valve社によって製造され、2019年6月28日に発売されました。それ以来、この第2世代のPC VRヘッドセットは、非の打ちどころのないトラッキング精度、高品質の内蔵オーディオ、革新的なストラップ式コントローラーにより、瞬く間に多くのファンを獲得しました。高いリフレッシュレートと正確なフィンガートラッキング機能により、Valve Indexはプロユーザーとハードコアゲーマーにとって有力な選択肢となっています。

HP Reverb G2は、HPとMicrosoftによって開発されたVRヘッドセットです。このモデルは日本では2021年1月28日にリリースされ、初代目のReverbヘッドセットのアップグレード版となっています。Reverb G2は、超高品質のディスプレイ、再設計されたコントローラー、Valve Indexと同じ高品質の内蔵スピーカーを備えています。G2は、同じくPCを必要とするデバイスですが、Valve IndexやViveProとは異なり、インサイトトラッキング技術により、外部ベースステーション無しで動作することが可能です。

出典:HP

HTC Vive Proは、ヘッドセットの中でもベテランです。HTCがValveと共同で開発し、2018年1月に発売されたPC用VRモデルです。このヘッドセットは、初代Viveモデルのアップグレード版です。Vive Proは数年前のモデルですが、高解像度のディスプレイや、アイトラッキングバージョンやワイヤレスアダプターなどの改造が可能なことから、より最新のヘッドセットと比較しても遜色ありません。しかし、高騰する価格が、デメリットとして挙げられます。

出典:HTC VIVE 

スペックの比較:Valve IndexとVive ProとG2

すべてのヘッドセットの中で、Valve Indexは最高の視野と最大144Hzのリフレッシュレートを備えており、これまで最もスムーズなVR体験を容易に実現できるといえます。

G2については、これまでの競合他社に比類のない品質の画像を備えた高解像度のディスプレイを備えています。3つのヘッドセットビジュアル特性については、また別のセクションで全体的に比較します。

Vive Proのスクリーン解像度はValve Indexの解像度と同等ですが、サブピクセルがなく、リフレッシュレートが低いため、やや時代遅れのビジュアル体験になっていると思われます

3つのヘッドセットすべてのディテールの比較は、まずビジュアルから見てみましょう。

ビジュアルの比較

Valve Indexのディスプレイ

Valve Indexには、1440×1600ピクセルの液晶ディスプレイが左右分かれて搭載されています。解像度はVive Proと同じですが、Indexの超低残像性ディスプレイは、サブピクセル数が最大50%増加し、より鮮明な画像、より優れたフィルファクター、またスクリーンドア効果もほとんど存在しないため、最高レベルのビジュアル体験を味わえます。

市販されている他のVRヘッドセットと比較して、Valve Indexは現在、最高の視野角(FOV)130度(知覚上は120度)と、最大144Hzのリフレッシュレートを備えています。SteamVRソフトウェアを使用して、Indexのリフレッシュレートを手動で80Hz、80Hz、120Hz、144Hzに設定することができますが、レートが高いほど、VRシミュレーションを実行するために必要なPCの性能も高くなります。リフレッシュレートが高いほど、よりスムーズで滑らかな、没入感のあるVRインタラクションが可能になります。

おそらく、Valve Indexの唯一の欠点は、デュアルエレメントレンズを使用した原因でまれにグレア効果が発生することでしょう。このグレア現象は、コントラストの高い大きな素子を暗い背景に置いたときに顕著に現れます。コントラストの低いシーンでは気にならないでしょう。

HTC Vive Proのディスプレイ

HTC Vive Proは、単一の2880 x 1600 px 615 PPI の有機ELディスプレイを採用しており、それ自体は素晴らしいものですが、Valve IndexやG2のディスプレイと比べると、ほぼすべての面で劣っています。これらのディスプレイに比べて画素数が少ないため、Vive Proではスクリーンドア効果が目立ち、全体的に画質が低下しています。

ヘッドセットのリフレッシュレートは90Hzで、視野角は110度です。Vive Proの数少ない利点の一つは、液晶ディスプレイに比べて有機ELディスプレイは、黒レベルや高コントラストの環境をよりうまく扱うことができるということですが、競合モデルの解像度が高いことを考えると、その差はそれほど劇的ではありません。

海外YoutuberのVR TechのTyriel Wood氏のレビュー動画では、シャープネスと画質の面でValve IndexがVive Proを上回っていることを示しています。

                  出典)左:HTC Vive Pro,右:Valve Index

HP Reverb G2のディスプレイ

G2は、IndexとVive Proと比べ最大のピクセル数を保有するため、驚異的な画質を実現します。ヘッドセットは、2つのフルRGBストライプの2160×2160p液晶パネルを搭載し、90Hzのリフレッシュレートで動作します。

初代目のG1も解像度の面では競合を上回りましたが、G2はValve社のレンズをアップデートしたことで、さらに進化しています。G2のフレネルレンズはValve社が開発したものですが、ヘッドセットがグレア効果に悩まされることはありません。G2モデルでは、黒レベルの処理が良くなり、解像度が強化されたことでムラの影響も少なくなりました。

Reverb G2は、114度の視野角が拡大されており、Valve Indexよりも低いものの、市場に出回っている他のヘッドセットと比較してアップグレードされています。

Tyriel Woodによる比較でもわかるように、G2が提供する映像のシャープさと豊かさは素晴らしいものです。

ビジュアル比較のまとめ

3つのヘッドセットの中では、最高のFoVとリフレッシュレートを備えたValve Indexは、バーチャルリアリティで最も没入感のあるビジュアル効果を提供し、G2は最高の画質を提供しています。

ビジネスシミュレーションやスピード感のあるゲームなど、高い精度と反応が求められるVRアプリケーションを使用する予定であれば、Valve Indexを最優先に考えるべきでしょう。

ビジュアル体験と高精細なグラフィックによる没入感を求めるのであれば、G2が有利です

HTC Vive Proは、グラフィックの質やシミュレーションの滑らかさでは他のヘッドセットと比較し難しいです。

音質の比較

Valve Indexの音質

Valve Indexの内蔵オーディオシステムが実現するサウンドのクオリティは、まさに桁違いです。完全かつ正確なバーチャルリアリティ体験を実現するために最適化されたValveのヘッドフォンは、ハードウェアとソフトウェアのエンジニアリングにより、優れた没入感を生み出します。

 出典Valve Indexイヤースピーカー詳説

Valve Indexは、プラグを差し込んだり、耳に押し付けたりするのではなく、耳の上に浮かぶオフイヤーオーディオソリューションを備えています。これにより、快適性と位置の正確性が確保され、従来の音色のないヘッドホンや没入感の少ないラウドスピーカーではなく、超リアルなサウンドを体験することができます。

Valve Indexの双指向性マイクの品質は、48Hzのサンプリングレートで、そのスピーカーと同等のものです。

HP Reverb G2の音質

G2は、スピーカーにValve社のオーディオシステムを採用しており、インデックスと同じレベルの快適性と精度を確保しています。ヘッドホンは10mmほど耳から浮いており、フィット感の調整が可能です。

しかし、G2のマイクはIndexとは異なります。G2のマイクはIndexとは異なり、品質はやや劣りますが、ヘッドセットの価格が低いことを考えると素晴らしいものです。Valve Indexとは異なり、G2には3.5mmオーディオジャックがないので、自分のオーディオソリューションを接続することはできません。

HTC Vive Proの音質

HTC Vive Proは、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したバランスの取れたヘッドフォンで、左イヤーカップにボリュームコントローラーを備えています。

海外ユーザーの記事によると、低音域と音声の歪みなどの問題がありますが、カスタム3Dプリントクリップまたはラバーバンドで解決することができます安価なヘッドセットと比較すると、Vive Proは明らかに勝っていますが、品質はIndexやG2には及びません。

音質比較の要約:

内蔵オーディオに関しては、完璧なサウンドとマイクの品質を誇るValve Indexが明らかに勝っています。G2は、「Valve Index」と同じオーディオソリューションを備えていますが、マイクが若干安価であるため、僅差で2位となっています。

HTC Vive Proヘッドセット単体では良い内蔵オーディオを備えているものの、その品質は他のフラッグシップモデルとは比較になりません。

3Dオーディオは、XR没入感体験の最大50%を占めていると言われています。もしあなたが開発者なら、アプリケーションにおけるサウンドデザインの側面をおろそかにしてはいけません。

デザインと快適さの比較

Valve Indexのデザインと快適さ

Valve Indexはヘッドセットはやや重いですが(748g)、その完璧な人間工学と重量配分により、Indexは間違いなくVR市場で最も快適なヘッドセットの1つとなっています

 

Indexヘッドセットは、ストリングストラットを備えた機械式調整可能なヘッドストラップを備えているため、ユーザーは毎回調整することなく簡単にヘッドセットを着脱することができます。オーバーヘッドストラップはヘッドセットの重量を軽減し、クッションには柔らかく通気性のあるフォーム素材で作られています。

瞳孔間距離(IPD)は、下部のスライダーを使用して58mmから70mmの間で機械的に調整できます。これにより、ほとんどのユーザーは快適にヘッドセットを使用できます。目とレンズの間の距離を調整する機械式ダイヤルもあり、ユーザーは自分のスイートスポットを簡単に見つけたり、メガネをかけたままヘッドセットを調整したりすることができます。

オフイヤータイプのヘッドホンやストラップ付きのコントローラーは、Indexの快適性をさらに高めています。これらについては後で詳しく説明します。

HP Reverb G2

HP Reverb G2は、Valve Indexと比較して軽量(498g)であり、快適性の面でも人間工学に基づいたG1と比較して全面的に改善されています。HP社はフォームパッドも再設計し、ヘッドセットが顔に当たる感触がよりソフトで軽くなっています。Reverb G2とValve Indexは、ヘッドマウントが楕円形であることや、ヘッドバンドの形状が似ていることなど、全体的なデザインが似ています。

G2はまた、G1の重いダブルバレルケーブルを大幅に改善したシングルバレルケーブルを使用しています。

最後に、ヘッドセットには60mmから68mmまでの範囲で物理的なIPD調整もできます。

Vive Pro

Vive Proヘッドセットの重量はケーブルなしで約770グラムです。単体では快適なヘッドセットですが、Valve Indexと比較すると、少し硬くてバランスが悪いように感じます。

Vive Proでは、60mmから73mmまでの手動IPD調整が可能です。Valve Indexと同様に、レンズを目に近づけるように調整できますが、Valve Indexほどレンズを近づけることはできません。その結果、視野が狭くなり、一部のユーザーにとって最適なスイートスポットまでの調整がなかなか難しいです。 。

ただし、HTC Vive proの利点の1つとして、ワイヤレスアダプターを別途購入して、Vive Proをテザーレスデバイスに変えることができることです。

デザインと快適さのまとめ

重いヘッドセットの中でも、Valve Indexは快適さと人間工学の面で圧倒的に優れています。何よりも素晴らしいのは、このレベルの快適さが箱から出してすぐに得られるため、追加のアクセサリーを購入する必要がないことです。

HTC Vive Proは、初代Viveに比べて快適性が大幅に向上していますが、Proヘッドセットは、Valve Indexの廉価版のように感じられます。

G2は、人間工学の観点からValve Indexに大きく影響を受けており、全体的によくできたミディアムレンジのヘッドセットだと感じています。ある意味、G2は軽量で外部のベースステーションを必要としないため、快適性においてIndexに勝っています。

 

コントローラーとトラッキングの比較

Valve Indexコントローラーとトラッキング

Valve Indexでは、常に手を握っていなくてもいいように、手に装着する「フローティング」コントローラーを採用し、各コントローラのメインボディはグリップ入力で、搭載された力覚センサーが、軽いタッチから強く握りしめる動作まで幅広く検出します。つかむ・投げるなどの VR 内での動作が改良される他、握る・握りつぶすなどの今までできない新しい動作も実現可能です。

コントローラーの操作感はとても自然です。特に、手を開いての動作と長時間のプレイセッションに対応できるよう設計され、ヘッドセットの高周波リフレッシュレートと組み合わせることで、非常に正確なフィンガートラッキングを可能にし、高い精度が要求されるビジネスおよび製造シミュレーションのシーンに最適なヘッドセットの一つとなっています

装着するコントローラーは握り続ける必要がなく、VRセッション中にも手のひらをリラックスさせ、休憩をとることができます。他のValve Indexハードウェアと同様、ストラップの素材は、抗菌性・吸湿発散性を持ち、お手入れも簡単です。

Valve Indexを動作させるには、ヘッドセットが環境内での位置を把握できるように、少なくとも2つのトラッキングベースステーションを設定する必要があります。Valve IndexはLighthouse 2.0トラッキングシステムを採用しており、HTC Vive Proが採用している旧バージョンと比較して、FoVと範囲が向上しています。

HP Reverb G2コントローラとトラッキング

Reverb G2コントローラは、直感てきな操作性があります。単三電池で動作しますが、これはValve Indexの充電式ナックルコントローラーに比べて劣っています。ヘッドセットがコントローラーの電池残量が少ないと認識して電源を切ってしまうという問題が発生する可能性がありますのでご注意ください。

出典:HP
トラッキングに関しては、G2はValveに比べてより快適ですが、精度は劣ります。G2はベースステーションの設定を必要とせず、代わりにヘッドセット内に設置された4つのカメラを使ってユーザーの動きをトラッキングします。便利ではありますが、内部のトラッキングは、コントローラがヘッドセットに近すぎると、まれにコントローラが閉塞したり、トラッキングロスが発生しやすくなります。

なお、新しいリReverbコントローラは、他のWindows MixedRealityヘッドセットと下位互換性があります。

HTC Vive Proコントローラとトラッキング

HTC Vive Proは、2018に発売された初代Viveで使用されていたHTC Viveワンドコントローラとほぼ同じですが、ベースステーション2.0トラッキングをサポートするセンサーが追加されています。

                             出典:HTC VIVE

Valve Indexと同様、Vive Proコントローラーは充電式ですが、Indexのフローティングナックルでで実現したような快適さと人間工学のレベルには達していません。Vive Proコントローラはフィンガートラッキングを対応していますが、その精度は、既存のトラッキングベースステーションをそのまま使用するか、Lighthouse2.0を別途購入するかによって異なります。

なお、Vive ProヘッドセットはValve Indexのコントローラーも使用できます。

コントローラーとトラッキングのまとめ:

Valve Indexのコントローラーの快適さと精密さは、G2とHTC Vive両者が匹敵するものではありません。Valve IndexのコントローラーはVive Proでも使用できますが、G2でするためには、一連の追加アクセサリーの購入が必要のためご注意ください。

トラッキングに関しては、再びValve Indexの勝ちですが、G2は外部のベースステーションを必要とせず、動きをトラッキングできるため、利便性と使いやすさで優れています。

 

それぞれの製品のユニークなセールスポイント

こちらでは、どのヘッドセットが自分のニーズに合っているかを判断するのに役立つよう、各ヘッドセットの簡単なまとめを紹介します。また、Quest 2のポイントもいくつか紹介しますので、現在のVR市場の全体像をある程度把握することができます。

Valve Indexの概要:

  • 圧倒的な使い心地と優れたトラッキング精度
  • 市場で最も高いFoVとリフレッシュレートによる最もスムーズなVR体験
  • 最高のパフォーマンスを発揮するには、ハイエンドPCが必要
  • 高品質の内蔵オーディオシステム

HP Reverb G2の概要:

  • 現状、VR市場で最も詳細で高品質な視覚体験
  • 高品質の内蔵Valveオーディオシステム
  • 外部トラッキングステーションを必要とせず、簡単にセットアップが可能
  • 軽量
  • コストパフォーマンス

注:プロの開発者やビジネスユーザー向けに、内蔵アイトラッキング、フェイスカム、瞳孔測定、心拍数トラッキングを内蔵したHP Reverb G2Omniceptバージョンも開発中です。

HTC Vive Proの概要:

  • 別売りのワイヤレスアダプター
  • アイトラッキング機能を備えたViveProEyeモデル
  • Valve Index社のコントローラおよびLighthouse2.0ベースステーションに対応
  • 全体的に時代遅れで値段も高いヘッドセット

 

価格と価値:それで、いくらなの?

レビューしたすべての製品の中には、Valve Indexは高いですがそれなり価値もあります。Valve Index VR キットは税込み138,380円で、ヘッドセット、2つのコントローラ、及び2つのベースステーションが含まれています。こちらのキット、コントローラ、またはベースステーションは、SteamプラットフォームDegicashopから購入できます

Reverb G2について、日本では2021年1月28日にダイレクト価格65,780としてリリースされたが、現在HP公式ページでは一時販売停止のようです。コストパフォーマンスを考えると、G2のメリットが大きいかもしれません。

HTC Vive Proキットには、ヘッドセット、2つのワンドコントローラー、2つのSteamVR 2.0ベースステーションが含まれており、公式価格は¥153,500です。

なお、DEGICAはValveの日本総代理として、日本国内のすべてのValve Indexの販売及びアフターサポートを担当しております。DegicashopでValve Indexを購入すると、「Half-life Alyx」及び「初音ミクVR」を無料プレイできる大変お得な特典もありますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。

 

Degicashop

 

2021年に購入するVRヘッドセットは?

次にどのVRヘッドセットを購入すべきかは「人それぞれ」と言ってしまえば簡単ですが私たちはあらゆる作業に最適なヘッドセットがあると信じています。

最上位のVRパフォーマンス、最もスムーズなVR体験、ビジネス利用、装着感、そしてトラッキングの正確さ:Valve Index

見事な映像体験を得るための最良のオプション: HP Reverb G2

まず最安価格でカジュアルVR体験:一体型VRヘッドセット、もしくはスマホ型

こちらの紹介レビューは、VRヘッドセット市場の現状を知る上での選択の一助となれば幸いです。VRヘッドセット製品を購入する前に、各ヘッドセット製品の特徴を理解し、どのように使用する予定かを予め確認することをおすすめします。

 

参考記事はこちら